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本書には10年前からのストーリーがあります。
「はあ、みつからないや...。」私は、司法試験合格直後の2008年秋、都内の大型書店の書棚を行ったり来たり。何冊かの法律英語(英文契約)の本を手にとっては棚に戻し、ため息をついていました。
目当てのものが見つからなかったからです。
英国外資系法律事務所にアソシエイト弁護士として内定をもらっていた私は、1年間の司法修習期間中に法律英語の基礎を磨いてやると決意。しかし、TOEICやTOEFLでベストセラーとなっている(最初に誰もが手にとる)高速暗記学習のための「英単語帳」が見つからなかったのです。
英語学習を登山に例えると「必須は英単語」。これは中学・高校の英語の定期試験、大学受験を経験してきた誰もが100%納得する指摘です。ところが「法律英語」については登山の「ガイド」が不在なのです。
そのため、私たちは、英文契約書籍を買い漁ったり、ビジネスパーソン用の語学学校に通ったり十人十色の方法で非効率に実践してきました。
その後10年経過しましたが、高速暗記学習のための「法律英単語の単語帳(法律英単語®)」の最適解は未だないと考えています。
大学受験山、TOEIC山、TOEFL山─これまで私たちがやってきた最適な方法を用いて「法律英語の山」も一緒に1歩1歩登頂を目指しましょう。
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本書は、法律英語の単語集(約2100語)を大学受験・TOEFL/TOEIC教材のベストセラー単語集を参考としています。語彙を記憶し速習することを目的とした「法律英語単語帳」そのものです。
本書の使い方は、私たちが昔やった方法と「同じ」ように、何度も何度も「グルグルまわす」こと。うまくペンキを塗るコツは薄く何度も塗ること。4つのランク毎に、1つ1つ語彙を定着させていく方法が最善の使い方です。
また、索引も充実させました。例えば、業務中、「委託」を翻訳することになった場合、「朝、単語を見たのに思い出せない」という際には、日本語の索引を利用して下さい。簡易辞書のように索引から素早く英単語を再記憶できます。
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本書は、法務省が法律英語の学識経験者と実務家を集めた日本法令外国語訳推進会議が編纂公表した「法令用語日英標準対訳辞書」のシソーラスに準拠。もともとは著者が10年間コツコツ集めてきた仕事用の英単語帳をベースに、英単語の日本語訳を、徹底して、法令用語日英標準対訳辞書に準拠する修正を行いました。これにより、著者個人の好みの翻訳ではなく、複数の専門家が審議して合意されたシソーラスを「基礎」として身につけられます。